不動産購入の際に利用できる住宅ローンの種類とは?金利のタイプなども解説

不動産購入の際に利用できる住宅ローンの種類とは?金利のタイプなども解説

不動産を購入する際は一般的に住宅ローンを利用しますが、どれを選択するか迷うこともありますよね。
その際は3つのポイントを押さえると、自分に適した住宅ローンを判断する一助となります。
そこで今回は不動産購入の際に知っておきたい住宅ローンの種類と選ぶときに着目するべきポイント、金利のタイプについて解説します。
不動産の購入を検討している方は、ぜひご参考にしてください。

不動産購入時に利用できる住宅ローンの種類とは

不動産購入時に利用できる住宅ローンの種類とは

不動産購入の際に利用する住宅ローンには、数多くの商品があります。
そのなかから自分に適した住宅ローンを見つけるためには、情報収集が大切です。
まず把握しておきたい情報は、住宅ローンの種類です。
住宅ローンには3種類の融資元があるので、それぞれの特徴などを確認しておきましょう。

不動産購入時に利用できる住宅ローンの種類①民間融資

3種類のなかでも選択肢が多いのは、民間融資です。
民間融資の代表的なものは各銀行による住宅ローンであり、ほかにも住宅ローン専門会社や生命保険会社などが取り扱いをしています。
融資元の数が多いのでたくさんの商品があり、サービスの内容も多種多様であることが特徴です。

不動産購入時に利用できる住宅ローンの種類②公的融資

公的融資は公的機関がおこなっている融資であり、財形融資と自治体融資の2種類があります。
財形融資は勤務先で財形貯蓄を1年以上おこなっており、残高が50万円以上ある方が利用できる融資です。
金利は比較的低く、4,000万円を上限として財形貯蓄額の10倍まで借りることができます。
民間融資や後述する協調融資などとの併用も可能なので、利用条件を満たしている場合は検討してみましょう。
自治体融資は、都道府県や市町村がおこなっている融資です。
すべての自治体がおこなっているわけではなく、利用条件も自治体によって異なるので、利用を検討する際はまず自宅や勤務先がある自治体に問い合わせてみましょう。
利用条件には居住期間もしくは勤務期間をはじめ、年齢や収入に関することなどが設定されている可能性があります。
借入金額や返済期間、金利なども自治体によって異なるので、併せて確認しておきましょう。

不動産購入時に利用できる住宅ローンの種類③協調融資

協調融資とは複数の機関が連携しておこなっている融資のことであり、住宅ローンにおける代表格にはフラット35が挙げられます。
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供している融資です。
大きな特徴は最長35年の借入期間を設定できることと、全期間固定金利であることです。
窓口は民間金融機関であり、利用する金融機関によって金利が異なります。

不動産購入で住宅ローンを選択する際に着目するべきポイントとは

不動産購入で住宅ローンを選択する際に着目するべきポイントとは

住宅ローンの種類を把握したら、次は選ぶ際に着目するべきポイントを確認しましょう。
ポイントを押さえずに選んでしまうと、将来返済が厳しくなるかもしれません。
また、ポイントを押さえておくと、住宅ローンを有利な条件で借りられる可能性があります。
とくに押さえておくべきポイントは3つあるので、それぞれ解説します。

不動産購入時の住宅ローン選択におけるポイント①金利

金利とは、借りた金額に対して発生する利息の割合のことです。
住宅ローンの返済は借りたお金だけではなく、金利をプラスして支払う必要があります。
金利を考えずに住宅ローンを契約すると、資金計画が狂い、返済が厳しくなってしまう可能性があります。
そのため、住宅ローンの選択において金利は大きなポイントだと言えるでしょう。
金利には固定型や変動型などのタイプがあるので、このあとの章で解説します。

不動産購入時の住宅ローン選択におけるポイント②返済期間

返済期間も、住宅ローンの選択における大きなポイントに挙げられます。
返済期間が長くなっても元金は変わりませんが、金利の総支払額は増えてしまうでしょう。
けれど、返済期間を短くすると元金の月々の返済額が高くなり、支払いが難しくなる可能性があります。
したがって、返済期間はそれらのバランスをしっかりと考えて設定することが大切です。
また、ライフプランを考慮することも、返済期間を設定する際のポイントに挙げられます。
とくに押さえておきたいのは、定年退職を迎える時期です。
定年退職を迎えるまでに住宅ローンの返済が終わるようにすると、収入の減少によって返済が厳しくなる心配がなくなるでしょう。
このように、返済期間を考えるときは月々の返済額だけではなく、長期的な視点で検討することが大切です。

不動産購入時の住宅ローン選択におけるポイント③融資条件

住宅ローンには、条件を満たすと有利な条件で借りることのできるケースがあります。
たとえば、民間ローンには一定の条件を満たすと店頭金利より低い金利が適用されるものや、手続きをインターネットでおこなうと諸費用を抑えられるものなどがあります。
フラット35には、同居する子ども1人につき当初5年間の金利が0.25%引き下げられるプランがあるので、子育て中の方は検討すると良いでしょう。
利用可能なプランのなかからできるだけ負担の軽いものを選ぶことも、住宅ローンを選択する際のポイントです。

不動産購入の際に押さえておきたい住宅ローンの金利のタイプとは

不動産購入の際に押さえておきたい住宅ローンの金利のタイプとは

不動産購入の際に利用する住宅ローンを選ぶポイントを3つ挙げましたが、なかでも重視するべきなのは金利です。
金利を検討する際は割合だけではなく、タイプにも着目する必要があります。
どのタイプにもメリットとデメリットがあるので、自分に適したものを選ぶことが大切です。
そこで、代表的な金利のタイプの特徴やメリット、デメリットを確認しておきましょう。

変動金利型の特徴

変動金利型は、一定期間ごとに金利や返済額の見直しがあるタイプです。
一般的には金利が半年ごと、返済額は5年に1回見直されます。
金利が低めであることが大きなメリットで、借入当初の金利は1%未満になることもあります。
ただし、将来金利や返済額が上がる可能性のあることはデメリットです。
金利の動向によっては、支払額が当初の予定より大幅に上がってしまう可能性もあるので注意しなくてはなりません。

全期間固定金利型の特徴

全期間固定金利型は、借入期間中の金利が固定されるタイプです。
メリットは金利が上がる心配がないことと、返済額が決まっているので資金計画を立てやすいことです。
借入期間中の金利が変わらないので、途中で金利が上がって利息の返済が増え、資金計画が狂ってしまうことがありません。
ただし、設定される金利は比較的高めであるため、金利の動向などによってはトータルの支払額がほかのタイプよりも高くなる可能性があります。

固定期間選択型の特徴

固定期間選択型は、金利が固定される期間を選べるタイプです。
期間が終了したときは改めて固定期間を選択し、商品によってはこのときに変動金利型を選べることもあります。
金利が固定される期間は2年や5年、10年や20年などがあり、金利は固定期間によって決まっていて期間が長いほど高くなります。
ただし、固定期間が短い場合は借入当初の低金利が適用される期間が短くなるので、トータルの支払額は高くなるかもしれません。
このように、幅広い選択肢があって臨機応変な対応が可能であることが固定期間選択型のメリットです。
一方で、より良い選択をたびたび考えなくてはならないので、人によっては負担を感じることがあるでしょう。

まとめ

不動産購入の際に利用する住宅ローンには多くの種類があるので、ポイントを押さえて選ぶ必要があります。
とくに押さえておきたいのは融資元と着目するべきポイント、金利のタイプの3点です。
金利のタイプによってはトータルの返済額が大きく変わる可能性があるので、特徴をしっかりと把握したうえで選択しましょう。

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