転職すると住宅ローンに影響する?申し込みの時期も解説

転職を考えているものの、住宅ローンの審査にどのような影響が出るのか、不安に感じていませんか。
勤務先や年収が変わる時期は、申し込みのタイミングや返済中の手続きによって、審査や家計への負担が変わるため、事前に整理しておくことが大切です。
本記事では、転職が住宅ローン審査に与える影響、申し込みに向いている時期の考え方、返済中に転職した場合の届け出や注意点について解説します。
マイホームの購入や転職の予定を安心して進めたい方は、ぜひご参考になさってくださいね。
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転職が住宅ローンの審査に与える影響

転職予定の方が住宅ローンを検討する際、審査への影響には勤続年数や年収の変動などがあります。
まずは、転職が審査にどのような影響をもたらすかについて、解説していきます。
金融機関が重視するポイント
金融機関は、住宅ローンを審査する際に、将来も無理なく返済を続けられるかを重視しています。
そのなかでも勤続年数は大切な確認項目であり、民間の金融機関では勤続1年以上や3年以上を目安とする場合があります。
そのため、転職直後は勤務状況がまだ安定していないと見られ、審査が慎重になりやすい傾向にあるのです。
また、雇用形態も見られやすく、正社員は収入の見通しを立てやすい働き方として受け取られやすくなります。
収入面では、年収の額だけでなく、基本給を含めて継続的に得られる収入かどうかも確認されます。
転職した事実だけで判断されるわけではなく、働き方や収入の安定感を含めて、全体的に見られると考えておくと良いでしょう。
転職直後の審査の難易度
転職直後は勤続年数が短いため、住宅ローンの審査で追加確認が入りやすくなります。
その結果、借り入れ額だけでなく、金利の優遇幅や返済計画まで細かく見られることがあります。
たとえば、年収500万円で4,000万円を35年返済する場合、金利0.5%なら毎月の返済額は約10万3,000円です。
一方で、金利1.5%になると毎月の返済額は約12万2,000円となり、総返済額にも大きな差が出てきます。
このように、転職の時期によって審査条件が変わると、家計への負担も変わりやすい点に注意が必要です。
ただし、見込み年収で相談できる商品もあるため、条件が合えば転職直後でも申し込みを検討しやすくなります。
プラス評価になるケース
転職したからといって、住宅ローンの審査で必ず不利になるわけではありません。
たとえば、同じ業界への転職や資格を生かした仕事への変更であれば、これまでの経験がつながっていると伝えやすくなります。
また、役職や年収の上昇が明確な場合は、転職後の働き方に前向きな見通しを持ってもらいやすくなります。
その際は、直近の給与明細や雇用契約書、見込み年収がわかる資料をそろえておくことが大切です。
あわせて、職務経歴書で前職とのつながりや転職理由を整理しておくと、収入の継続性も説明しやすくなります。
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住宅ローンの申し込みは転職前と転職後どっちが良い?

前章では、転職が審査に与える影響について述べましたが、実際に申し込む時期については悩みますよね。
ここでは、住宅ローンの申し込みは、転職の前後どちらの時期が良いのかについて解説します。
転職前に申し込む場合
転職前に住宅ローンを申し込むメリットは、現在の勤続年数をそのまま示せることです。
そのため、勤務状況が安定していると伝えやすく、審査にも進みやすくなります。
また、源泉徴収票や課税証明書などもそろえやすく、必要書類を準備しやすい点もメリットです。
家を買いたい時期が近い場合でも、現職の情報を使って早めに手続きを進めやすいでしょう。
ただし、申し込み後から融資実行までの間に転職する予定がある場合は、金融機関に早めに伝えておくことが大切です。
転職後に申し込む場合
転職後に住宅ローンを申し込むメリットは、新しい勤務先での役職や年収を審査に反映しやすいことです。
とくに、同業種への転職や条件の改善を伴う場合は、前向きな転職として説明しやすくなります。
基本給の上昇を示せれば、今後の返済計画にも余裕を持たせやすいでしょう。
一方で、試用期間中や勤続年数が短い時期は、勤務状況を慎重に確認されやすくなります。
そのため、給与明細や雇用条件通知書など、現在の収入や雇用条件がわかる書類をそろえておくことが大切です。
状況別の判断ポイント
住宅ローンの申し込み時期は、転職前と転職後のどちらが合うかを、ご自身の状況に合わせて考えることが大切です。
現職での勤続年数が長く、早めに住宅を購入したい方は、転職前に申し込むほうが進めやすいでしょう。
一方で、転職後に年収アップが見込めて、新しい職場で長く働く予定がある方は、転職後の申し込みも検討しやすくなります。
また、仕事内容に連続性があり、雇用条件通知書などで待遇を示せる場合は、転職後でも説明しやすくなります。
申し込み時だけでなく、融資実行時の勤務状況も見られるため、どちらの時期が無理なく説明できるかを、整理して判断すると良いでしょう。
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住宅ローン返済中の転職に必要な手続きと注意点

ここまで、転職時の申し込み時期を解説しましたが、すでに返済中の場合の手続きもおさえておきましょう。
最後に、返済中に転職した際の届け出手続きや、控除に関する注意点について解説していきます。
各所への届け出手続き
住宅ローンの返済中に転職が決まったら、まずは借り入れ先の金融機関へ連絡し、必要な手続きを確認しておきましょう。
一般的には、勤務先変更届や本人確認書類にくわえて、新しい勤務先の雇用条件がわかる書類の提出を求められます。
また、団体信用生命保険の取り扱いは商品ごとに異なるため、あわせて確認しておくと手続きが進めやすくなります。
新しい勤務先には、給与の振込や年末調整に必要な書類を、早めに共有しておくようにしましょう。
住所変更がある場合は、契約内容も確認しながら、必要な届出を進めておきます。
転職後の手続きを慌てず進めるためにも、必要書類と提出時期を順に整理しておくことが大切です。
控除と年末調整などの注意点
住宅ローン控除は、条件を満たすことで所得税などの負担を軽くできる制度です。
転職した年は、前職の源泉徴収票を新しい勤務先へ提出し、年末調整を受けられるか確認しておきましょう。
また、年末残高証明書や住宅借入金等特別控除申告書は、早めにそろえて大切に保管しておくことが大切です。
書類の提出が年末調整に間に合わない場合は、ご自身で確定申告をおこなう必要があります。
転職した年は手続きの流れが変わりやすいため、手元の書類や控えを見直しておくようにします。
さらに、住所や氏名に変更がある場合は、控除書類の記載内容もあわせて確認しておくと良いでしょう。
返済計画の見直し方法
転職で収入が下がった場合は、毎月の返済額と生活費を見直し、家計全体のバランスを整えていきます。
賞与払いを利用している場合は、新しい勤務先での支給見込みを確認し、無理のない形に調整しておきましょう。
また、転勤を伴うと住み替えや単身赴任の費用がかかることもあるため、早めに金融機関へ相談しておくことが大切です。
住宅ローンはご自身が住むことを前提とする商品が多いため、勤務先の変更後も利用条件に問題がないか確認しておく必要があります。
返済計画を見直す際は、固定費や通勤費の変化を書き出し、今後の支出を整理してみてください。
あわせて、数か月分の生活費を予備資金として考えておくと、その後の暮らしにも落ち着いて備えやすくなります。
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まとめ
転職直後は、勤続年数の面で住宅ローン審査が厳しくなりやすい一方で、収入増やキャリアアップを伴う転職は、前向きに評価されることがあります。
申し込み時期は、現在の勤続実績を生かすなら転職前、新しい職場の年収を反映させたいなら転職後と、状況に応じて判断することが大切です。
返済中に転職した際は、金融機関への届け出や年末調整の手続きを早めに進め、必要に応じて返済計画や家計を見直しておくと良いでしょう。
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